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交通事故治療で受診する病院は〇〇で選ぶ!!その②

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昨日のブログで交通事故治療で受診する病院の選ぶポイント3つの、その①について書きましたが、ご覧いただけましたか?

その①は【通いやすさ】でした!詳しくはこちら↓

交通事故治療で受診する病院は〇〇で選ぶ!!その①

続いて!!

その② 症状と設備

医師による診察の際にまずは患者様の話を聞いて、検査を行います。

症状によっては一般的なレントゲンだけではなく、詳しい検査が必要な場合がありますので、病院を選ぶ際にも注意が必要です。

例えば、エアバッグが出るような大きな事故ですと、衝撃が大きい分シートベルトによる圧迫で、胸の真ん中の胸骨や肋骨の骨折がみられることもあります。小さな骨折だとレントゲンでは判断しにくいこともありますので、痛みが局所的(限定された箇所)で強かったり、長く続いている場合などに行なわれます。

また、しびれやめまいなど神経症状の可能性がある場合に、レントゲンで異常がなければ、さらにMRI検査などで神経の圧迫などがないかを調べます。

全ての症状で詳しい検査が必要なわけではないので、遠くの総合病院まで行かなくても、最寄りのかかりつけの整形外科でも全く問題ないことも多いですが、神経症状が疑われる場合や事故の規模が大きい場合には、早い段階で詳しい検査ができるよう、設備が整った病院を受診することをオススメします。その分待ち時間が長くなることはあると思いますが、患者様の状態をしっかり把握するためには必要な時間です。

事故後の症状でみなさんからよく聞くのは、体の痛み症状だけではありません。頭痛や重だるさ、めまい、違和感などの原因がはっきりわからないが調子が悪い状態で当院にお越しになる方もいます。このような症状は「不定愁訴」と言われます。

「首が痛いわけではないけど重い」「動かすのは問題ないけど、事故の後からいつもと違うような気がする」といった感覚だったり、事故との関係は分からないものだったりするため、なんとなく症状を感じていても「痛くはないから病院に行くのはちょっと…」と受診を躊躇してしまうこともあるかと思います。

しかし、事故後直後ではなく、1~2日経って症状が出現することもありますし、最初はあまり気にならなくても後から悪化して痛みに変わる場合もあります。

早めに検査や対処をするために「関係ないかも?」と思っても念のために何か変わったことがあれば、病院を受診し、気付いたことを医師にもれなく伝えておくことが大切です

 

次回はその③整骨院との連携についてです!ぜひご覧ください(^^)/